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『一つの大陸の物語(下)』読了 [アニメ・コミック]


一つの大陸の物語 (下) ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~ (電撃文庫)

一つの大陸の物語 (下) ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~ (電撃文庫)

  • 作者: 時雨沢恵一
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2013/05/10
  • メディア: 文庫



5月10日発売だったけど、こちらでは翌日の11日に本屋に入っていた。本当は、来週まで待つ予定だったのだけど、我慢が出来ずに本屋へ駆け込んでしまった。
そして、あまりにも内容が気になって、家に帰るまで辛抱が出来ず、本屋が入っているショッピングセンターにあったベンチに座って読み終わってしまった。最初はちょっと数ページだけペラペラと中身を見てから、グランパスの試合に備えなくては・・・と思っていたのだが、気がついたら全部読んでた。

急いで帰って見たグランパスの試合は惨敗・・・。ついでに、買ってきた本を自転車のかごに入れっぱなしにいてて忘れていた。危ない、危ない。試合がいまいち過ぎるので、また読み始めて、ここに至る。

なんというか感無量で感想がまとまってないけど、とりあえず読んだ感想を書いておこうと思って、久しぶりに感想文を。
なんというか、待っててよかった!という内容だった。わしは大人になったアリソンとヴィルのコンビが好きすぎるので、『リリアとトレイズ』も二人が出てくる場面だけを抜き出して読んだり、アニメもそこだけ見ている(笑)。なので、『リリアとトレイズ』の最終巻にヴィルがどうなったのか、気になってしょうがなかった。脳内補完をしたり、どっかに2次創作がないか探し回ったけど、ないんだよねぇ。

そういう経緯があったので、この最終巻がアナウンスされたときは「待ってました!!」というのと、まだ続きを書く気があったのか!という驚き。そして(上)を読んだのだけど、ここに感想文を書きたいと思うような盛り上がりがわしの中ではなかったのが、正直なところ。だって、アリソンとヴィルの話がほとんどなかったから。セロン陣営がほとんどだったので、わしの中では盛り上がらなかったんだよねぇ。最初にアリソンとヴィルが空港で別れるくだりは、『アリソン』の振り返りじゃ!!!と一瞬盛り上がったが(その後、その盛り上がりは違う方向へ進み、『アリソンIII』を読み返していて、アニメまで見返していた(笑))、感想文を書くまでは盛り上がらなかった。
なので、(下)の表紙が発表されるまでは、わしの中では新作への盛り上がりはなかったんだよ!しかし、変わったのは、そう、この表紙が発表されてからだよ。もうたまらん表紙絵じゃないですか。ずっと見てても飽きません、ポスターサイズに拡大したものがあれば勢いで買ってしまうわ、な急激な上昇の盛り上がり。ずっと見てニヤニヤしているわしがいたのだ。
というのもあって、たまらず本屋に行って、その場で読み切った次第なんだな。

んで、感想は「もう最高!」。
やっぱりアリソンとヴィルだよ。このカップルは非常にいいですな。最終章の結婚式のくだりを読みながらにやついていたのかもしれない。ニヤニヤしっぱなし。サイラスに出会うまではトラヴァスなんだけど、サイラスに会ってから昔のヴィルに戻っていくのがいいんだよ。トラヴァスのキャラも好きだけど、それ以上に時折アリソンに見せるヴィルの面影や言動が人間味あふれててよかった。なので、今回昔のヴィルに戻っていって、よかったねぇ~~~と。そりゃ、あの鋭く合理的に物事を考えるトラヴァスもそれはそれでよかったんだけど、アリソンといるときはヴィルに戻っている描写があるから、余計によく見えたのかも。ヴィルあってのトラヴァスだからねぇ。
要するに、この話はトラヴァスからヴィルに戻るまでだと。なんてわし得!(笑)

あとは、これまでの登場人物がまんべんなく出てきたこともニヤニヤできる。アイカシア大佐(この話の時点ではアイカシア少将)が単なる孫にデレデレのじいちゃんになっているのが、いい。『アリソンIII』でヴィルにアイカシア大佐の正体が述べられて、父親としてアリソンに会った時のデレ具合もよかったけど、今回もデレた姿がほほえましい。なんというか、ギャップ萌えですな。

ルネ二等兵がでてきて、アイカシア学校の卒業生になっていたり、クレア・ニヒトーが王室警護官になっていたのは驚いた。もうたまりませんな。
まぁ、欲を言えば、もっとヴィルとアリソンの二人のやりとりを細かく書いて欲しかったなぁ。ヴィルがデレっぱなしで結婚式の準備をしている様子とか、アリソンが幸せいっぱいのテンションが上がりっぱなしの様子とかとか。まだ足りないんだよ、アリソンとヴィルの二人でいるとことの描写が。もっと、アリソンとヴィルのイラストも見たい。
この結婚式の後、本来の家族になった3人での生活についてとか、アリソンとヴィルの生活の様子とか、もっと知りたいんだよ。まだまだアリソンとヴィルの要素が足りない。

でも、最初のカラーイラストはたまらなくいいいいいいい。タキシード姿のヴィルが超かっこいいわ。このイラスもでかくした何かが出ていたら、勢いで買ってしまいそう。ヴィルがステキ~。はしゃぐアリソンもかわいい。
モブキャラが誰なのかすぐには分からなかったけど、「ああ、この人はこの人か」と分かって楽しい。このイラストもずっと見ていられるわ(笑)。
んで、後ろのイラストのデフォルメしたアリソンとヴィルもいい。アリソンに乗っかかれているヴィルが迷惑そうなんだけど、でもいやがってない表情がまたなんともいいですな。デレデレのアリソンもいいんだよ。一人ずつだと何ともないんだけど、この二人がセットになっているとニヤニヤできちゃうこの不思議さ。

しかし、なんというかまだ感想が文章としてまとまらない。でも、この妙なテンションをどっかでぶちまけて誰かと感想を共有したい気持ちが強かったので、ここに文章にならない感想文を書いた。
ああ、この話の二次創作がないものだろうか・・・。もっとアリソンとヴィルの話が読みたい。

テンションだけは妙に上がりっぱなしなので、文章にまとまりがないけど、感想文を書いてしまった。さて、再び読み直し作業へ戻ります(笑)。

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コメント 2

じみへん

こんばんは。初めまして。
「一つの大陸の物語(下)」を検索してて、寄させていただきました。

>最初のカラーイラスト
ですけど、東京ではGW中にやってた大電撃文庫展で限定販売してましたよ。
ちょっと高いですが、時雨沢さんと黒星さんの直筆サイン付き、額縁入りで税込21,000円+送料1,000円でした。
夏に名古屋と大阪でも開催するというので、それでも遠いとは思いますが、よろしければいかがでしょうか。
情報共有まで。
http://dengekibunko.dengeki.com/20th/bunkoten/
http://dengekibunko.dengeki.com/20th/bunkoten/goods.php
by じみへん (2013-05-16 20:27) 

wassy

じみへんさん、コメントのお返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

初めてのコメントありがとうございます。
この表紙の絵を販売していたんですね。ちょっと高いですけど、実物を見てみたいです。
名古屋と大阪でも開催があるようで、興味がありますがちょっと遠いかなぁ。
名古屋会場まではまだ日にちがあるので、検討してみます。

情報ありがとうございました。

by wassy (2013-06-28 20:35) 

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